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インプラントの素材「チタン」とは?

インプラントに興味はあるけれど、「どんな金属を使っているのか不安…」という方も多いのではないでしょうか。実際、どんな素材が使われているのか、体に合うのかは気になるところです。
今回は、インプラントの主な素材である「チタン」について、安心して治療を受けられる理由をわかりやすくご紹介します。
インプラントは「チタン」でできている
現在、日本をはじめ世界中で使われているインプラントのほとんどは、チタン(Titanium)という金属で作られています。チタンは医療の分野で非常に信頼されている素材で、人工関節や骨の固定プレートなど、体の中に埋め込む医療機器にも広く使われています。その理由は、チタンが人の体となじみやすい性質(生体親和性)を持っているからです。体に入れても拒絶反応を起こしにくく、骨としっかり結合するという特徴があります。
骨とくっつく「オッセオインテグレーション」という現象
インプラントの最大の特徴は、骨と直接結合することです。この結合のことを「オッセオインテグレーション」と呼びます。チタンの表面に骨の細胞が入り込み、時間をかけてしっかりと一体化していくため、人工の歯でありながらまるで自分の歯のようにしっかり噛めるようになります。この性質のおかげで、インプラントはブリッジや入れ歯よりも「自然な噛み心地」や「長期的な安定性」を得られる治療として広く選ばれています。
チタンが選ばれる理由:強さと軽さのバランス
チタンは鉄よりも強く、アルミよりも軽いという優れた金属です。強度と耐久性がありながら、お口の中で長年使っても劣化しにくく、錆びにくいという特性も持っています。さらに、金属アレルギーを起こしにくい点も大きな安心材料です。アレルギーの原因になりやすいニッケルやクロムを含まず、チタンは体内で非常に安定した状態を保ちます。そのため、医科でも歯科でも“体にやさしい金属”として重宝されています。
素材の安全性はしっかり確認されている
インプラントに使用されるチタンは、医療用に厳しく管理・検査された素材です。国内で認可を受けているインプラントメーカーは、純度や強度、表面処理などについて国際基準に基づいた品質検査を行っています。また、治療前には必ずレントゲンやCTで骨の厚みや質を確認し、患者さん一人ひとりに合ったインプラント体を選定します。素材そのものの安全性に加えて、治療前の診査・診断によるリスク回避が行われているため、安心して治療を受けていただけます。
「チタンは金属だけど大丈夫?」への答え
「チタンも金属だから、アレルギーが出るかも…」と心配される方もいらっしゃいます。
実際には、チタンによる金属アレルギーの報告は非常に少ないとされています。どうしても不安な場合には、事前に金属アレルギー検査を受けておくことも可能です。もしチタンアレルギーがある方は、チタン以外の素材を使用するインプラントも存在します。治療を始める前に、歯科医師と十分に相談することで、より安心して治療を進められます。
まとめ
インプラントは、体になじみやすいチタンという金属で作られています。このチタンが骨としっかり結合することで、天然の歯に近い安定感と噛み心地を得られる方も多くいらっしゃいます。金属アレルギーの心配が少なく、医療用として厳しく検査された安全性の高い素材が使用されているため、適切なケアと定期的なメンテナンスにより、長く快適に使い続けることが可能です。
「インプラントの素材や安全性が気になる」という方は、ぜひ一度、歯科医師にご相談ください。ご予約はお電話にて承っております。
執筆者情報
院長(歯学博士)
森蔭 直広Naohiro Morikage
飯田橋エトワール歯科医院のホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
当院では働く方でも通いやすいように、お昼休みの時間帯や土曜日の診療も行っております。また、安心して治療を受けていただけるように、徹底した衛生管理と高品質な治療設備を導入し、患者さん一人ひとりに合わせた適切な診断と治療をご提供できるよう心がけております。お忙しくてなかなか歯科医院に行けなかったという方も、ライフスタイルに合わせた短期間で正確な治療プランをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
経歴
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2011年
日本大学歯学部総合診療科にて研修
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2012年
日本大学歯学部口腔診断科学講座 入局
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2013年
日本大学歯学部口腔診断科学講座 専修医
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2014年
奥羽大学歯学部口腔外科学講座 臨床助手
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2015年
都内開業医勤務
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2018年
飯田橋エトワール歯科医院 開院
所属学会
- 日本口腔診断学会 会員
- 日本口腔顔面痛学会 認定医
- 日本口腔外科学会 会員
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本臨床歯科CADCAM学会 会員
- 日本アライナー矯正歯科研究会 会員
修了セミナー
[全顎的治療]
- Education for Oral Rehabilitation ベーシック・マスターコース(高橋登先生)
[アライナー矯正]
- アライナー矯正治療コース(尾島賢治先生)
[CEREC]
- CEREC Basic Course (風間龍之輔先生)
- CEREC道場(北道敏行先生)
- CERECコース(小池軍平先生)
[審美歯科、保存修復]
- ダイレクトボンディング ベーシック・マスターコース(高橋登先生)
- プレパレーションセミナー(岩田淳先生)
- C.R.E.Dセミナー(高田光彦先生)
- ADI 実践コース (二宮佑介先生、榊航利先生)
- Anterior&Posterior Restoration-2days Lecture(Marco Gresnigt先生)
[歯周病]
- JIPIぺリオコース(牧草一人先生)
[インプラント]
- Urban Regeneration Institute Advanced Hard and Soft Tissue Course(Istvan Urban先生)
- 水口インプラント道場 (水口稔之先生)
- ブローネマルク・コンセプトによるインプラント・コース(小宮山 彌太郎先生)
- SBICインプラントコース (中澤玲先生)
- 生体主導型歯科臨床セミナー (山道信之先生)






