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最短「1日」で白い歯を手に入れられる「3Dセレックシステム」
■1日で治療できる理由は?(セレックとは?)
セレックシステムとは、コンピューターによってセラミックの技工物を設計、削り出しを行う機械のことです。今までは患者さんの歯を削ってから歯型を取り、技工所に送った後に技工士が一つ一つ手作業で歯科技工物を作るのが一般的でした。出来上がった詰め物・被せ物を、再度歯科医院に送る工程が必要なため、どうしても1週間以上完成までに時間が必要でした。
セレックを使えば、最短1日で歯の詰め物や被せ物を作ることができるので、来院してから次の治療まで待つ必要が無くなります。「美しい歯になりたい」というご要望にスピーディーに応えることが可能です。
■セレックはこのような方へおすすめです
- 忙しい人、治療にあまり時間をかけられない方
セレックの最大の特徴は、「治療期間が短いこと」です。そのため、なかなか歯科医院に通う時間を取れない忙しい方、遠方に住まれている方などにおすすめです。
- 金属アレルギーをお持ちの方
セラミックは金属を一切使用していません。金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。
- 今入っている銀歯を白くしたい方
銀歯があることで、思いっきり笑えないという方もいらっしゃいます。気になる銀歯を白くしたいという方は、セレック治療なら短期間で白い歯を手に入れることが期待できます。
- 高精度の治療を受けたい方
セレックはコンピューターによって読み込まれたデータから、被せ物を設計・製作していきます。そのため精度の高い治療を受けることができます。
■セレックの3つのメリット
- 特徴1:即日、白い歯が入れられます
セレックシステムを使えば、症例によりますが最短「1日」で白い歯を手に入れることができます。従来のセラミック治療では、型取りに1回、出来上がった技工物をつけるのに1回、再調整が必要ならばもう1回患者さんに来院していただく必要がありました。しかしセレックは、その場で技工物が設計・製作されるため、何度もお越しいただく必要がありません。
- 特徴2:虫歯リスクを抑えられます
通常は歯型を取ってから、次に被せ物を入れるまでの間は仮歯を入れます。少なくとも1週間は仮歯の状態になります。仮歯は汚れを寄せつけやすい材質を使っているため、短い期間であるとはいえ、どうしても不潔になりがちです。一方、セレックはその日のうちに被せ物を入れることができるため、その心配がありません。またセラミックは金属と違って、歯とよく接着するため隙間が生じにくく、虫歯リスクを抑えることができます。
- 特徴3:「型取り」時の負担がありません
歯科医院での型取りが苦手という方は多いと思います。特に嘔吐反射がある方にとっては苦痛です。セレックシステムは、3D光学カメラでお口の中を数秒撮影するだけでコンピューター上にデータが読み込まれます。型取りの必要がないため、患者さんの負担は最小限です。
■これまでの治療法との違い
これまでの治療法とセレックの違いについて具体的にまとめました。
- 銀歯
銀歯も保険内で治療できる詰め物です。金属でできているため、丈夫なのが特徴です。しかし審美性に難があり、金属アレルギーの人は使用できないなどのデメリットがあります。
- ダイレクトボンディング
保険で行える白い詰め物が、ダイレクトボンディング法です。その場で白い詰め物ができて、リーズナブルなことがメリットです。一方で素材がプラスチックのため、どうしても劣化しやすく、変色も起こりやすいというデメリットがあります。
- e.max(オールセラミック)
e.maxやジルコニアなどのオールセラミックは「天然の歯よりも硬く丈夫」な事が特徴です。
また、歯科技工士が天然歯を再現するために時間をかけて作製します。そのため細部や色調を細かく再現できます。ですが、できあがりまでに通院回数が2~3回はかかること、費用が高価になりやす いなどがデメリットとして挙げられます。
■料金(※全て税込みとなります)
セラミック(セレック) 前歯
ラミネートべニア ¥121,000
クラウン ¥121,000
セラミック(セレック) 臼歯
インレー ¥66,000
アンレー ¥77,000
テーブルトップ ¥88,000
クラウン ¥110,000
■副作用・リスクなど
・症例によってはセレックの適応が難しいケースがあります
・外から衝撃を受けると、割れたり、欠けたりすることがあります
・通常の詰め物・被せ物より歯を削る量が若干多くなる傾向にあります
■白い歯をご希望なら当院までご相談ください
その日のうちに白い歯を手に入れることが期待できるセレック。仕事で忙しい方や遠方から通っている方には特におすすめです。当院ではセレックを用いた豊富な治療実績がございますので、白い歯を早く手に入れたいという方は、一度当院までご相談ください。費用や気になる点などありましたら担当医に相談してください。